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2022.2.16
十六日祭が行われました!
十六日祭をご存知ですか?沖縄では旧暦の1月16日を「あの世の正月」:十六日祭(ジュウルクニチー)と呼び、家族一同お墓に集まりご先祖様を供養をする日としてとても大事な日とされています。旧暦なので毎年日にちが変わりますが今年は2月16日に行われました。
十六日祭には必ず帰省する方が多いほど、沖縄、特に宮古島や八重山地方では重要な一日となっています。どんなことをするかというと、内地でお墓参りと言えば五供をお供えし手を合わせる、というのが一般的かと思いますが、沖縄では家族一同がお墓に集まり、テントやブルーシートを設置して、重箱に詰めた料理を食べてお酒を飲みます。側から見たら宴会のようです(笑)沖縄のお墓の前は大体スペースが広くなっているのですがそれはこのためとも言われています。
サナハマの近くにもお墓が並んでいる道路があるのですが、十六日祭の当日は数十台の車が路駐され、多くの人々がお墓を洗ったり、みんなでごはんを食べたりしていました。こんなに車や人が集まる光景を伊良部島で見たことがなかったので、こんなに人が住んでいたんだという驚きと、本当にみなさん大事な日として伝統を受け継いでいるのだなと感じとてもほっこりしました。また、この日はみんな休日として街中のお店が閉まってしまいます。島っぽくていいですね。でもお昼を食べるお店がない!となりかけたのでこちらとしては要注意です(笑)
内地ではなかなか見られない光景かと思うので、ぜひ来年タイミングが被ったら宮古島で沖縄の伝統を感じてみてください〜!